英語超初心者の残念母。
やり直し英語をはじめて1年経ったので、憧れのTOEICを受けてみることにしました。
そして、TOEICの受検を決めてから試験日までは4ヶ月しかありませんでしたが、先日のTOEIC公開テストで念願の750点を取ることが出来ました。(2023年6月)
残念母の名の通り、私には学歴も大学受験歴もありません。
○選んだ理由は、制服のかわいさ&ズバリ家から歩いて10分で行けるから!(今思えばふざけてる)
大学受験歴も、
○他に受験する予定もしていなかったので、受験勉強はおろか、普段の学校の勉強すら自分の進路には関係ないのでろくにせずそのまま卒業。
○短大でももちろん美術の実技ばかりで、座学は美術に関するもの以外無し。
なので、英語の基礎知識はほぼなし!文型も習ったけど覚えてない状態でした。
英語歴はというと、
○留学経験はないが、1ヶ月半ほどアメリカにボランティアに行ったことがある。
○英語系YouTubeチャンネルはよく見ている。
○海外旅行へ年1度以上は行っていたので、簡単な観光英語はわかる。
○いわゆる出川イングリッシュで意思疎通。
ちなみに、やり直し英語を始めた当初(2022年2月)のTOEIC模擬テストの点数は300点台でした・・・
そんな残念母ですが、TOEICの受検を決めてから4ヶ月間はTOEICの勉強に全振りして、念願の750点を獲得することが出来ました。
そこで今回は、自分の学習を振り返るべく、受検を決めてからの4ヶ月の間にした勉強をまとめてました。
また、その中でわかった600点〜700点達成までの最短ルートをまとめました!
英語に自信はないけれどTOEICに興味のある方や勉強は苦手な主婦の方など、英語学習に興味のある方は参考にしてみてください。
やり直し英語のはじめの1年間でやったこと
やり直し英語を始めることしたきっかけは、友人のフリョウハハが英語の勉強を始めたからなのですが、その際、どうせやるならゆくゆくは英検かTOEICでも受けられるようになりたいね!と話しました。
なんでも形から入りたい残念母なのでとりあえず本屋さんに英語の本を見に行って、
1:とりあえず TOEICとかの本買ってみる?と対策本を2冊買った。
( TOEIC L&Rテスト書きこみノート 入門編と全パート攻略編)
2:英語といえば単語帳でしょ!と単語帳を2冊買った(DUO3.0と銀のフレーズ)
4冊の本を買ってみたものの、特に取り組むでもなく日々が過ぎていきました。
このままではダメだ!と思い、次の2冊に取り組みました。
4: TOEIC L&Rテスト英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル(通称ゼロドリ)
5:スタディサプリの TOEIC講座のアプリで基本英文法の動画と単語学習
6:abceedアプリでオンライン模試にチャレンジ
やり直し英語を始めてからの1年間、中学英語のやり直しとゼロからスコアが稼げるドリル(通称ゼロドリ)とスタサプでたまーに単語以外は何も取り組みませんでした・・・
その間にも、いろいろ英語の本ばかり買っていましたが最初の数ページだけ読んだらやった気になって全て積読・・・(我ながらドン引きです)
やり直し英語を初めて半年後の2022年の6月にもオンライン模試を受けているのですが、その時の記録も430点。400点台には乗ってますが、まだまだたいして変わりません。
対策本も買った時だけパッと一通り見て終わり。
単語帳も買った時だけ見て終わりで、たまに音声を聞いてみたり・・・
(トータル10回も聞いてない)
本を買ったら満足で、全く取り組まず積読状態だったので当然の結果です。
そして、積読状態の参考書があるにもかかわらず、次から次へと良さそうな本を買い漁りました。
(黄リー教、ALL IN ONE TOEICとか公式500+、極めろ TOEICシリーズとかとにかく沢山、本当に沢山買った)
買うだけで出来るようになる訳なんて絶対にないのですが、英語の勉強に限らず、大好きな台所用品や収納グッズも買っただけで家事が完璧に出来る素敵母になった気がしてしまうのです。
スタサプに至っては月額課金のため、本当に勿体無いことをしてしまいました。涙
その他には、Grammer in useや真・英文法大全を買って読んだりもしました。
TOEIC受検を決めてから4ヶ月でやったこと
2023年の2月でやり直し英語を始めてから1年も過ぎたので、まずは力試しに夏頃にTOEICを受けてみようといことになりました。(結局夏の予定が合わなかったので6月に受けた)
この時点で、中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。とゼロからスコアが稼げるドリル(ゼロドリ)で基本的な文法の勉強は済ませていたので、公式問題集に取り組んでみようと思いましたが、問題そのものもよくわからない上に回答を見ても解説が何書いてるのかさっぱりわからないんです。(詳しくはこちらの記事を↓)
そこで、
1:TOEIC L&Rテスト書きこみノート 入門編と全パート攻略編
2:TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート5
の3冊で基礎の基礎に取り組みました。
この3冊を終わらせたあとでも、まだまだ公式問題集やでる1000などの解説が難しかったので、さらに、
3: TOEIC TEST英文法 TARGET600
4: TOEICテスト英文法 プラチナ講義
5:公式TOEIC Listening&Reading 500+
の3冊を順番に取り組んで、それとは別で
6:スタディサプリのTOEIC講座のアプリで単語とパート5の問題演習
を、お風呂に入っているときや寝る前などに気が向いた時に行いました。
これだけ終わらせて、ようやく解説に書いてあることなど前よりも理解できるようになったので、
7: TOEIC L&Rテスト 文法集中対策 即効
に取り組んで、そのあと、
8: TOEIC L&Rテスト 目標スコア奪取の模試
で初めて2時間通しの模試に取り組みました。
TOEIC受検1ヶ月前にしたこと
この時点で2時間通しで問題を解いたことが、目標スコア奪取の模試とabceedの模試を寝転びながら解いた1度きりだったので、公式500+と公式問題集9のTEST1と、究極の模試のTEST1を通しで解きました。
模試の解き方は、色々な模試に書いてあった通り、1回目は2時間ぶっ通しで解いて、2回目は回答を見る前に時間無制限でもう一度解く、最後に回答をみる、というやり方で解きました。
公式問題集9の模試をもっと早くにしておけば、公式ナレーターの発音の癖に慣れることができたなぁと思います。
その他にしたこと
○インスタグラムに英語の勉強アカウントを作った
→フリョウハハに3日坊主を防げるとおすすめしてもらったため。
○YouTubeでトイッカーの動画を見まくった。
→勉強法や参考書の口コミを見てました。
○Distinction2000の音声を聞いた。
→ナチュラルスピードの音声が早いので早いスピードに慣れることができた。このおかげでabceedで公式の音声を聞くときは1.2倍速で聞けるようになった。
TOEICだけを考えると遠回りしすぎ!!!!
ここまで振り返ってみて、いかに無駄の多い勉強の仕方なのか改めてわかりました。
スタート地点が中学英文法もわからない地点だったので仕方がないですが、もっと効率よく進めることが出来たなぁと今なら思います。
そして受験戦争を勝ち抜いた経験もないため、学習の仕方に無駄が多いのと参考書も正しく使いこなせないまま、数をこなしただけ感が否めないです。
なので、学生時代にしっかり勉強してきた人や、元々の地頭が賢い人はもっと簡単に効率よく勉強できると思います。
TOEIC初心者こそ的を絞って最短ルートで学習するのがおすすめ!
色々な無駄を経てわかったTOEIC初心者におすすめする最短の勉強法は、
①中学英文法の参考書&問題集を1冊やる
まずは中学英文法を叩き込みます!
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。や、文法問題はじめの400問がおすすめです。
どんな風に選べばいいかは
を参考にしてください。
②TOEIC用英単語帳を1冊やる
銀のフレーズを完璧に覚えましょう!余裕があれば金のフレーズだとなお良しですが、中学英語レベルだと銀のフレーズがおすすめ!
銀のフレーズに出てくる以外の単語は、実際に問題を解きながら覚えていきましょう。
③公式問題集など模試を2時間通しで解く練習を何度もする
試験1ヶ月前を切ったら2時間ぶっ通しの本番と同じスタイルで模試を解きましょう。
この時、リスニングはなるべくイヤホンは使わないでください。
当日はスピーカーの音源で、イヤホンで聴くほどクリアではないのでイヤホンに慣れない方がいいです。
2時間通しで解くのは体力気力ともに必要です。
試験前までに最低でも3回以上は本番同様に解いて、2時間の試験に体を慣らしましょう。
残念母は、受験英語の参考書の問題を解くよりも、 TOEICの問題を解く方が内容が旅行のシーンがあったりお店の広告だったりと日常的な会話があり個人的に好みだったので TOEICの勉強を通して英語の学習をしましたが、もしアカデミックな内容や社会問題に興味があれば、英検や大学受験の参考書で英語学習をしたと思います。
今回の点数はまぐれで取れた感がかなりある(リスニングありきだった)&まだまだ文法の知識も定着していないので、次は800点超えを目指しつつ、750点の実力を確実に身につけようと思っています。