我が家には小学生と幼児がいる。
同じ年頃のお子さんが居られる方なら想像に難くないと思うが、食事のあとのテーブルの下のゴミが毎度ちょっとしたストレスで。
三食は勿論の事、おやつもまた然り。
普段の食事はダイニングテーブルでしているのだけれど、小学生の子はともかく、幼児の食べた後の床のゴミったら!!
ご飯やおかずであればティッシュで取って拭いて終わるのだけれど、食パンやおやつのマフィンなんかは掃除機で吸うしかない。
毎回めんどくさいなぁ、なんて話を同じ幼稚園に通うお母さんとしていたところ。
そのお母さんが言った一言。
『うちは箒使ってるよ〜!そっちの方が早いんだよね〜』
箒!
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今、楽天半額でてますね!!
箒って使いやすい?
箒といえば丁寧な暮らしぶりの方はほぼほぼ持っておられるアイテム。
箒、それは
#ていねいな暮らし
とか
#暮らしを愉しむ
とかのおうちの壁によくかかっている、あの箒!!
『箒、憧れてはいるんだけど、使いこなせるのか不安でさー。使いやすい?』
と尋ねてみたところ、
『すごい使いやすいよ!掃除機出すよりも早く終わるし!オススメだよ!』
との事。
何と。
こんな身近に箒ユーザーがいたなんて。
しかも食事の食べこぼしに特化して使うなんて。
そんな発想微塵もなかった。
俄然欲しくなってきた!!
うん、これは欲しい箒!
そしてあわよくば私も#ていねいな暮らし#暮らしを愉しむ(何てったって楽しみじゃなくて愉しみなんだよ!使った事ないよ愉しみなんて!)をつけたい!!
最高の箒との出会い
というわけでどんな箒があるのか調べてみよ〜っと♪
お手頃なのはレデッカーとかかな?
かわいいよねぇ🤤あぁどんな箒にしようかなぁなんて思っていたある日。
友人達と近所の喫茶店(カフェじゃなくて喫茶店。ここも素敵なお店なのでそれについてはまた後日)でお茶をした後、幼稚園のお迎えまでにどっか遊びに行きたいよねーカゴとか欲しいよね〜となり皆で京都市内まで行くことになった。
色々なカゴ屋さんを眺めてぶらぶら歩いていたところ、何とも素敵な佇まいのお店を見つけてしまった。
店先にはたくさんの束子、天井からはたくさんの箒がぶら下がっていて、そのどれもが可愛すぎる。
お店には看板はなくて、でも絶対有名なお店に違いない、雰囲気がそう言っている。
中に入ってみると、さらに沢山の束子や箒、バスマット、色々なものが置いている。
ちょうど小学生の子の勉強の時に出る消しゴムのカスとかを掃く小さな箒が欲しかったのだけれど、ぴったりなサイズのパソコンのキーボード用の箒もある。
束子も色々な形、用途のものがあって見ているだけでも楽しくて飽きない。
でも私は箒が欲しかったんだ!
部屋の中で使う箒が!
優しそうな奥様に箒が欲しい旨を伝えてみる。
するとお店にある箒ですごく丁寧に箒の形や値段の違い、用途について教えてくださった上に、実際に掃かせてくださった。
箒が欲しいと思ってはいたけれど、こんなに素敵な箒を目の前で見ることが出来るお店があるなんて思ってもみなかったし(某○天市場で良く和歌山のシュロ箒も調べて見ていたけれど、玉の数や違い、値段などわからずじまいだった)、とても感じの良い奥様だし、もうこれは神様からここで買いなさいって言われているに違いない!
ただ問題はお値段。
同じように見える箒でもそれぞれにお値段が違うし、しかも柄の長い箒だど15,000円〜になっている。
箒を結わえている(って言うのかわからないのだけどそれ以外の表現が出てこなかった)玉の数で、箒のシュロの数?密度?が変わるから、お値段もそれに応じているらしいのと、和歌山の職人さんが作っているのでその時々で店にある商品が違うしお値段もその時々で出ているものになるらしい。
そして出しても出してもすぐに無くなるのだそう。
もうこれは確実に神様が言っている。買うなら今だよと。
本当に使い続けられるかわからないものに15,000円を払う勇気は流石になく、ひとまず柄の短い箒と玄関用の柄の長い箒を買うことにした。
内藤商店は素敵すぎた
ついに念願の箒を手に入れた。こんなに素敵な箒を。しかも偶然入った素敵なお店で。
もうお気づきの方が多いと思われるが、そう。このお店の名前は、
桔梗利 内藤商店
なんとなんととんでもなく有名なお店だった😂
文政元年(って何時代?江戸時代?)1818年創業の200年以上続く京都の名店。
ちなみにこの箒、正しい使い方をすれば10年は持つとのこと!
10年も使えたら、とんでもなくお値打ちな箒なんじゃないか。
実際の使い心地はこちら↓
ネットでは買えないけれど、楽天だとこんなのがありました。
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