先日、都道府県大百科がオススメ!とお話しましたが、
実は、世界の国大百科という本もあるんです!
こちらも佐藤ママオススメの1冊で、都道府県大百科と同じJTBパブリッシング(旅行会社のJTBの出版会社。主に時刻表やガイドブックを作っているその道のパイオニア!!)の本です。
本屋さんのトラベルコーナーに行くとズラーっと観光地の名前がタイトルの写真がどーーんと載ったガイドブックがありますよね?あれです。
そんなるるぶから、小学生に超絶オススメなるるぶが出ているので、おすすめしたいと思います!
何が小学生にオススメなの?っていう疑問点もこの記事を見てもらえたら解決すること間違いなし!
世界の国大百科って何?
旅行ガイドブックのるるぶが子ども向けに出したるるぶ、世界の国大百科。
正式なタイトルは【地図でよくわかる世界の国大百科】。
旅行気分でページをめくって楽しみながら、世界の国々を身近に感じることができる本です。
豊富な写真にイラスト、おもしろコラムやクイズなどで世界の国々が身近になるとともに、楽しく地理学習ができる優れものです!
気になる中身は?
早速中身を見ていきましょう!
世界の国みどころMAP(付録)
本を開くとまず付録の世界みどころMAPがついています。
都道府県大百科同様、両面とも地図になっています。
表:世界の国みどころMAP
世界の国々の見どころが各地域ごとに大迫力の写真でまとまっており、ひと目でわかる構成です。
とにかく写真がたくさんなので、眺めているだけでも楽しいです。
気になった見どころがあれば本を開いて探してみよう!というアナウンスもあるので、子どもが一人で読んでいても、この付録の地図だけでなく、本への導入もしてくれます。
裏:世界と国旗丸わかりMAP
裏面は世界地図と週ごとの各国の国旗が載っています。
小学生用にいわゆる世界地図のポスターを買った時のやつです。
違いは、世界地図に名物のイラストが少し載っているくらいですかね?
(例えば、イギリスのところにロンドンバスのイラスト、南アフリカにダイヤモンドのイラストなど)
世界地図・ヨーロッパ拡大図・北陸・南極
見開き1ページで世界地図、片側1ページにヨーロッパ拡大図、もう1ページに北陸南極の地図が載っています。
知っておきたい地球と世界地図
こちらのページでは、地球は球体なので、どのように地図で表しているのか、緯度や経度とは?、いろんな地図の種類について解説しています。
地球は1日に1回転していることや太陽の周りを回転している自転や公転についても説明されており、なぜ昼夜や四季があるのか、どのようにして地図が生み出されたかなども触れられています。
わくわく旅テーマMAP
世界遺産、世界のお祭り、世界のスポーツとオリンピック、世界の美術館・博物館、世界のグルメの5テーマに分かれて各項目をとてもわかりやすく説明してくれています。
まず最初に、見開き3ページにわたって、世界遺産が写真とともに紹介されています。
古代文明の遺跡、信仰の聖地、自然遺産、産業遺産に分かれて紹介されており、世界遺産の種類や件数もひと目でわかるようにまとまっています。
それぞれの世界遺産には登録年と所在地が載っていて、地図のどこかも案内してくれています。
どの遺産も写真がとても綺麗でさすがるるぶという感じなのですが、その中でもバチカン市国の夕暮れのサン・ピエトロ大聖堂の写真がとても素晴らしいです!
まるで旅行のパンフレットを見ているよう。
その後に世界のお祭り、世界のスポーツとオリンピック、世界の美術館・博物館と続き、そしてるるぶといえばの世界のグルメと続きます。
世界のお祭りではリオのカーニバルなどの有名なものから、サン・ホセの火祭りなど大迫力のお祭り、メキシコの死者の日というカラフルでかわいい(と言っていいのかはわかりませんが)骸骨のお祭りなど、知らないお祭りも写真付きで載っていて面白いです。
スポーツとオリンピックでは、オリンピックの歴史や競技、メダルについてなども載っていて勉強になります。
東京オリンピック前にこの本を買っておけばこのページを見せられたのに・・と後悔。
そしてるるぶならではのグルメのページ!!
主食と名物料理に分かれ、世界各地の料理が美味しそうな写真とともにこれでもか!!とババン!!と載っていて、残念母はこのページを見て食べてみたい料理がたくさん増えました。
データでわかる世界の国
世界の地形、気候、人口、言語、宗教・所得と物価、時間と時差、貿易、資源・エネルギー、農業、水産業、畜産業の12項目を見開き6ページにわたって直感的にわかりやすいイラストとグラフなどでまとめてくれています。
すべての項目において、細かくデータが載っているのですが、すべてグラフや表でまとめられており、さらに子どもでもとっつきやすいようにまとめてくれているのでとてもわかりやすいです。
例えば、所得と物価のページでは、小学校低学年にはなかなか難しい言葉【所得と物価】なのですが、卵1パックの値段や牛肉の値段で比較していたり、低学年でも充分体感できるように工夫されています。
またそれぞれのデータが、円グラフや棒グラフでひと目でわかりやすく載っていて、さらに絵グラフでも載っているのも低学年の子にわかりやすいなぁと思いました。
世界の州と国を見ていよう
そしていよいよメインページ!
各州ごとの大まかな概要と地図→各国のまとめページの順番で世界の6州と主要な国々について細かに説明してくれます。
特に、各国のページでは、写真だけでなくわかりやすいイラストの地図に名所や名物が載っていて、とても沢山の情報のはずなのにわかりやすくコンパクトにまとまっています。
国ごとに世界ものしりクイズが載っており、子どもと一緒に解くのも楽しいです。
名物グルメも写真付きで載っているので残念母はまずグルメコーナーから読んでいます笑
世界!なるほどコラム
そして所々に挟まるコラムのページ。
こちらでは、世界の鉄道や民族音楽、ユニークな生き物(!)などについて写真付きで載っており、とても面白いです。
知っておきたい世界の用語
ニュースでよく耳にする用語について、できるだけわかりやすく解説されています。
EUや国連などだけでなく、IAEAやTPPなども載っています!
ITやルネッサンスも載っていて面白いです。
索引
この本で紹介された主な見どころが載っているので、普段の会話の中で気になる地名などが出てきたら、まずこちらの索引で調べてみる。載っていたら一緒に見て楽しむ。
載っていない場合は地図帳などで確認する、など、索引一つでもいろいろな使い方ができると思います。
ここがオススメポイント!
これは都道府県大百科とも同じオススメポイントなのですが、るるぶといえば写真が豊富!
細かな字を読むのが苦手な子どもでもめちゃくちゃ食いつきがいい、大迫力の写真!
世界各地の名所や旧跡を豊富な写真で見ることができるのは、さすが旅行会社が出している本!という感じです。
そして、気になった写真があれば詳しい解説も読みたくなりますが、ちゃんとすべての漢字にふりがながうってあるので、小学校低学年の子どもでも、自分で読もうと思えば読めるんです。
歴史マンガの記事でもお伝えしましたが、いわゆるお勉強の社会が始める前に、子どもたちに色んな知識を種まきしてくれること間違いなし!
社会はひたすら暗記の科目です。
お勉強として始まってから一から覚えようとするよりも、小さい頃から慣れ親しんだ本で見たことがある景色や情報の土壌がある中で、社会という学習を通して知識として芽吹いてくる。そんなイメージでしょうか。
この種まきがあるかないかて、ほんの少しでも違いがあることは間違いありません。
また上で紹介したように、データでわかる世界の国のページでは、円グラフや棒グラフだけでなく、絵グラフでデータをまとめていたり、今後、算数や理科でもグラフで表すことを求められますが、そういった時にこの本で慣れ親しんでいると助かると思います。
データによりグラフの種類を変える。
これも、お勉強として習う前に、こういった楽しめる本で実際に目にしているだけで、やはり子どもの頭には入ってきやすのではないでしょうか。
結論:買ってよかった!
残念母の家では、都道府県大百科とともにこの本は買って良かったオススメ本です!!
オススメポイントにも色々と書きましたが、お勉強の部分だけでなく何よりも親子でパラパラと眺めて読んで楽しいんです!!
この料理はどんな味なのかなぁ?とかこの景色見てみたいね!とか、子どもと一緒にそういう楽しい時間が過ごせるのが最高です。
(子どもの本だと残念母にはすぐ飽きるタイプの本もあるので・・そういう本を一緒に見るのはなかなかしんどい)
裏表紙のどこの国のお土産かクイズも個人的に好きです。
社会の種まき、というだけでなく、大人も楽しめるガイドブック的な本としてもとてもオススメです!!
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