皆さんはるるぶってご存知ですか?
旅行会社のJTBが出版している旅行情報誌で(四国とかソウルとか都市ごとに本になっている)、本屋さんのトラベルコーナーにズラーーっと並んでいるので、記憶にはなくても一度は見たことがあると思います。(るるぶ派とまっぷる派にわかれますよね)
豊富な写真に押さえておくべき基本の観光情報や見どころのみならず、SNSで話題な場所や、これから有名になるであろうオススメのお店や穴場情報まで、旅に出る前から、ワクワクと旅行へのテンションを上げてくれるるるぶ。
そんなるるぶですが、何と子ども向けのるるぶがあるんです!
その名も【るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科】!
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名前からして小学4年生からの社会の勉強に役立ちそうですよね。
お子さんが東大理Ⅲに合格で有名な佐藤ママも著書の中でるるぶをおすすめされてます。
中学受験を考えておられるご家庭には有名な本です!
るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科って何?
るるぶが子ども向けに出した【るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科】。
本の帯に、旅行気分でページをめくって楽しくおぼえる日本の地理と書いてある通り、
豊富な写真やイラスト、面白コラムやクイズなどで都道府県ごとの特徴がひと目でわかるようになっています。
地図でよくわかる都道府県大百科の気になる中身は?
気になる中身はこのようになっています。
日本見どころマップ(付録)
本を開くとまず付録の日本見どころマップがついています。こちらは両面地図になっています。
表:日本みどころMAP
47都道府県の主な見どころがひと目でわかる写真でまとまっています。
また、世界遺産の場所にもチェックが入っているので、県別の世界遺産の数や場所がひと目でわかります。
裏:早わかり!都道府県名物MAP
各県の県庁所在地・伝統工芸・特産品のまとめと、特産品はイラストで地図にも載っているのでぱっと見で頭に入りやすいです。
日本ってこんなところ
いよいよ本の中身です。
まずはじめに、初めに知りたい日本ってこんなことろというページです。
こちらでは、日本が島国であること、日本の面積・人口・人口密度、東西南北端の島、さらには領海や排他的経済水域まで載っています。
情報量は多いですが、パッと見て直感的にわかる構成です。
ちなみに日本は6,852もの島からなる国だったんですね!恥ずかしながら知りませんでした(さすが残念母・・・)
わくわく旅テーマMAP
日本の世界遺産・日本の交通・日本のご当地グルメの3テーマに分かれて各項目をとてもわかりやすく説明してくれています。
特に日本の世界遺産のページは見開き3ぺージにわたって詳しく説明されています。
世界遺産名・登録年・所在地が写真とともにまとまっており、このページだけでもかなり読み応えがあります。
そしてとてもるるぶらしいページがご当地グルメ!
東日本編と西日本編に分かれてどどーんと食べ物の写真がたくさん!
ただ食べ物の写真が載っているだけでなく、その地方ごとの気候や地理的要因からも地方ごとの食べ物を見ていくことができるようになっています。
データでわかる都道府県
日本の農業・水産業・畜産業・工業、山地・山脈・山、平野・川・湖、日本の気候を見開き4ページにわたってランキング形式で紹介しています。
8つの地方と47都道府県を見てみよう
そしていよいよメインページ!
各地方ごとに大まかな概要→地図→各県のまとめページの順番で、8つの地方と47都道府県を細かに説明してくれます。
特に地方の概要と各県のまとめページにあるイラスト地図(各県ごとにイラスト地図がありますと写真、解説がとてもわかりやすくコンパクトにまとまっており、地図帳にあるような地図(概要の次のページはこの地図です)だけだと位置関係などピンとこないものが、直感的にわかるデザインになっています。
コラム
そして所々に挟まるコラムぺージ。
こちらでは日本のお祭りについてや温泉、江戸時代の地図と交通、橋とダム、お雑煮(!)、名城、などコラムが載っており、読み物としてもとても面白いコラムになっています。
残念母は各地のお雑煮ページが特にお気に入りです。
そして、コラムの一番最後は知事の見方について。
地図記号や方位、土地の高さや縮尺など地図から読み取れる情報の見方について説明してくれています。
るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科のここがおすすめポイント!
るるぶならではの写真の豊富さで、細かな字を読むのが苦手なこどもでもめちゃくちゃ食いつきが良く、各都道府県の特色が社会の科目としてお勉強で習うよりも印象に残りやすいです。
すべてのページにふりがながうってあるので、小学生低学年から読めるので、コロナ禍でお出かけが難しい昨今ですが、家族みんなで旅行に行った気分で各ページを楽しめます。
すべてのページにデータが細かく載っているのですが、その中でもなんでもランキングが特に面白いです!
自分の住む県でもこんなことが日本1位なの!?みたいなものが沢山(笑)
残念母はやたらとパンが食べたくなることがよくあるのですが、全国1位がそうさせていたのですね←
ちなみに、プラスチック製サンダル出荷額2位の県があったりして、このランキングめちゃくちゃ面白いです(気になる1位は載ってなかった)。
子どもも早速お友だちに話したりと、大人から子どもまで楽しめる構成になっています。
結論:買ってよかった!
【るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科】ですが、本当に買ってよかったです!
残念母の家では、お風呂にはる日本地図ポスター(簡単なイラストタイプのもの)があるのですが、如何せん簡易タイプなので正しい日本地図の形とかはわからなかったんです。
ですが、上の子も下の子も何となくの都道府県の位置など覚えてきたので、そろそろもう少し深掘りしていってもいいかなぁと思い購入したこの本。
思っていたよりも子どもたちの食いつきが良く、それぞれ気になったページを読んでみたり、ページのところどころにあるミニクイズに答えたりと楽しんでいます。
子どもってお勉強で覚えたことよりも、遊びや普段の生活の中で覚えたことのことの方が記憶に定着しやすいように思います。
4年生から始まる本格的な社会の授業の前に、こういった本で下地を作れたら親子共にストレスなく取り組めていいですよね!
嬉しいことに世界の国々版もあるようです!
注意点
これはどんな本にも言えることなのですが、データというものは日々常に更新されていきます。
【るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科】を中学受験を含む各試験の参考にする場合は、必ず最新のデータや出題範囲のデータなどを改めて確認する必要があります。
この本だけで対策にできる!というものではもちろんありませんのでご注意ください(ってそんなこと残念母に言われんでもわかっとるわい!)
ワークブックも出ているようなので、今度買ってみたいと思います。
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