皆さんは歴史マンガのシリーズを読まれたことはありますか?
自分が小さかった頃は百科事典というのが友達の家の本棚にあったりして、その並びに世界の偉人の本が置いてあるイメージなんですが、私自身は伝記の本は持っていても歴史漫画は持っておらず、あまり触れてきませんでした。
歴史漫画シリーズで日本史の種まきを
そんな中、インスタグラムで歴史漫画を揃えられた方が、とても興味深いお話をされていました。
なんと、歴史漫画シリーズで日本史を帯のように覚えられて、世界史はその帯の間に入っていくので日本史世界史の入り込みが容易になるそうです。
我が子は漫画が大好きなので、漫画で日本史を帯のように覚えられるなんてなんて素敵なんだ!!さらに世界史の入り込みが容易になるなんて、なんて素晴らしい話なのかしら!
小学校高学年から高校生までお付き合いのある日本史を漫画でなんとはなしに掴むことができたなら、きっと日本史の授業で学ぶこともスッと入ってきやすいのでは!?という下心丸出しの歴史漫画シリーズ選びの旅が始まったのでした。
与えるのは早ければ早い方がいい・・・なんてことはな・い!!
あわよくば歴史が得意になってほしい、という下心を丸出しの私でも、唯一気をつけたのが与える時期!!!!
早期教育や先取り学習など、色々早くから年齢よりも上の学習を進めるメリットはよく取り上げられています。
しかし、我が家の子の場合を考えると、歴史漫画については先取りがどうも当てはまる気がしません。
歴史漫画を読む、ということ自体がまだ年齢的にも彼の理解力や読書習慣から考えてもハードルが高すぎるように思えるのと、そんな中で歴史漫画の本を与えても全く食いつかないのが簡単に予想できます。
こういう時、知的好奇心を見逃さず育てることができる親御さんであれば、子どもとのお出かけに博物館を選んだり、さりげなく普段のトークの中で、興味の種を撒くような会話をし、歴史漫画の投入ができるのでしょうが、残念母の私にはそのようなスキルは全くない、どころか何なら子どもと話すのが苦手だったりします。
そんな中、子どものお友達に偉人の本が大好きな子がいる、という話聞き、子どもにその話をしていたところ、お友達が読んでるなら自分も読んでみたい、と言い出しました。
こういう興味はなるべくなら逃さず応えてやりたいところ。
(とか言いながら、殆どの場合、彼の興味関心の種を潰してしまっている本当に残念な母です)そして偉人というのは歴史上の人物でもあるので、ここで歴史への興味の種まきが出来れば、歴史まんがへの道も拓けるのでは!?とまたまた下心丸出しで、早速10分で読める伝記シリーズの低学年のものを用意しました。
10分で読める伝記シリーズは学年に合わせた文字量や漢字の使い方で1年生のこちらには一冊に9人の偉人のお話が載っています。
短く読みやすくまとめられているので、偉人のお話が初めて、というお子さんでも割ととっつきやすく、また読みやすいのではないでしょうか。
各学年6年生までシリーズがあります。
こちらのシリーズ全般に言えることですが、あくまで偉人伝への導入としての使い方が良いと思います。
これだけで偉人を理解できる、というものではありません。
でも、ちょっとでも偉人について興味が出てきたときに、まだ読解力がついていない子が偉人についてサラッと学べて楽しい気持ちのまま読み終われるというのは、偉人の本って楽しい!と思える大事なポイントでもあると思います。
我が子のような興味の持ち方の場合は特にこのタイミングでいわゆる偉人伝を与えてしますと、文字量の多さや中身の硬さ、濃さに、おもんないーーーーーとなって終わるのが目に見えます(あくまで我が子の場合)。そして偉人というのはそれすなわち歴史上の人物!ここで歴史まんがへの布石をうつことができるではないですか。この興味の芽、何とかして育てたい!
ちなみにプレジデントオンラインの記事でも、学習まんがを与えるなら9歳以上がいい理由という記事がありました。
こちらの視点は私のような我が子の場合、という視点ではもちろんなく、子どもの精神的な発達の側面から9歳以上を勧められていて、なるほどなぁと興味深かったです。
しっかり子どものお勉強や進路なんかのビジョンがあるご家庭は、こういう漫画ひとつとってもやはり深い考察の元与えられているんでしょうね。
こちらの10分で読めるシリーズを何冊か読んだのをきっかけに、そのほかの偉人たちや歴史にも興味が出てきました。
いよいよ歴史漫画を買おう
学校の図書の時間に偉人の本を読んだよーなどいうようになってきました。
これは、いつ読みたいとなってもいいように是非とも手元においておきたいところ。
大した働きかけはできない残念母ですが、興味が出たときにタイムラグなしに本を読んでもらえるよう用意するだけならば出来ます。
歴史漫画について調べてみると、一口に歴史漫画と言っても色々な出版社から販売されているようです。
どこの出版社のものを選ぶのが良いのでしょうか。
そこで各社の特徴を比較することにしました。
歴史漫画、各社の特徴
ちょうどポイ活で溜まったポイントを高レートでQUOカードペイに交換できたので、クオカードPayが使える大垣書店へ行ってみました。
歴史漫画コーナーが設置されていて、セットになった大きな箱が並んでいます。
角川、集英社、講談社、小学舘、学研が主なラインナップでしょうか。
店頭にたくさん並んでいて、書店員さんが書かれたPOPも張り出されています。
でもこの情報だけで決めるには、私自身の知識が少なすぎるので、いったん持ち帰って各社どのような特徴があるのか、また、低学年の我が子にぴったりなのはどれなのかを調べてみることにしました。
長くなったので続きます⇨⇨⇨
10分で読めるシリーズの他にもこちらも伝記の導入にはおすすめの漫画シリーズ。
入り口は漫画でも、後の世界に繋がっていけば嬉しいですよね。
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