うちの子って夜尿症〜①夜尿症とわかるまで〜の続きです。
前回、ついに子どもの了承のもと病院へ行くことにしたところまでお話ししましたが、
今回は初めての病院受診のお話です。
いざ予約!するも・・・
子どもも病院に行ってみたいとのことだったので、早速以前のかかりつけ医だった病院の
夜尿症外来の予約を取ることにしました。
しかしここで大誤算があります。
私としては、お泊まり保育までに予約を取って、何がしかの収穫を得てからお泊まり保育に参加するつもりでいました。
ところが実際取れた予約は・・・
一番早くて2か月先!!!!
そう、これは私の知識の無さからきたものなのですが、どうやら専門外来というのはとても混んでいるようで、普通に小児科にかかるように予約してすぐに見てもらえるというものではないようです(病院による)。
なので、もし、
もしかしたら夜尿症かも?
と思っていて、
一度ちゃんと病院で相談したい。
と思われている方は、とりあえず電話してみて予約が取れるかの確認をされることをお勧めします。
それですぐに取れそうなら、心の準備ができてからの予約でいいと思いますし、我が家のように先まで予約が取れないとかであれば、ひとまず予約してしまう、というのもありだと思います。
診察の前に〜問診票の記入〜
私がお世話になった病院では、初診の際に問診票を提出するようになっていたのですが、あらかじめ病院ホームページから印刷ができるようになっており、事前に記入したものを提出できました。
問診票の内容は
既往歴(アレルギーや腎疾患、肝疾患など数項目ありました)
おねしょは恥ずかしいと思うか(本人) 強く思う〜まったく思わないまで4段階
おねしょを治したいと思っているか
(本人・母親・父親それぞれ4段階)
今までにおねしょの相談をしたことがあるか
今までにおねしょの治療を受けたことがあるか
の以上5項目と
おねしょについて
回数・時間帯・量・目が覚めてトイレに行くか・
半年ほどおねしょがなかった期間があるか
の5項目、
さらに
昼間のおしっこについて昼間の尿回数
一回の尿量
日中のおもらし
日中の便のおもらし
急におしっこに行きたくなる
急におしっこが漏れそうになり、いつも我慢している
おしっこを出そうとしてもなかなか出ない
おしっこに行った後も尿が残っていることがある
常にパンツが濡れている
便の回数
の10項目、
それとプラスして、日常生活について
睡眠時間や眠りの深さ、いびきや無呼吸の有無・夕食の時間・
18時以降の活動(塾やスポーツの習い事)
15時以降の水分摂取量、就寝前の排尿について、喉の渇き具合
などの記入が必要でした。
ここで問題なのが、全ての項目に答えられないということ。
例えば我が家の場合、
○夕食の時間がまちまちだったこと(残念母ゆえ決まった時間に夕食を用意できなかった)
○15時以降の水分摂取量が正確にわからなかった。
⇨学校から帰宅後夕食前まで/夕食中/夕食後〜寝るまでのそれぞれの摂取量をコップ何杯かで記入しなければいけなかったが、大体でもどれくらい飲んでるかが、日によって違いすぎてわからなかった。(この辺も子どものことを把握できていない残念母です・・・)
なので、もし夜尿症かも?と悩まれていたり気にされている方は。この辺りも普段お子さんがどんな様子なのか、一度気にしてみてもらうと診察の時にスムーズで良いかもしれません。
いざ、初めての診察へ〜おねしょの原因は?〜
いよいよ、緊張の初診を迎えました。
我が家は赤ちゃんの時にお世話になっていた先生なのでまだマシでしたが、それでも緊張したので、病院って慣れない受診科目だとやっぱり緊張するんだぁと思いました。
まず、事前に記入した問診票を提出します。
先生はそれをカルテにどんどん記入しながら、夜おしっこの出る仕組みについて記入された新たなプリントを見ながら説明してくださります。
おねしょの一番シンプルな原則は
膀胱の大きさを超える尿量は膀胱にはためられない
ということ。
また、膀胱の大きさを上回る尿が腎臓から排出された場合、
脳に膀胱は限界だよ、おしっこが出るよ、と目を覚ます信号が行ってない
ということ。
この2点が大きな原因だということでした。
(素人が記憶を頼りに書いていますので、正確にはこの言い回しは適さないかもしれませんが、イメージとしてはこのようなことを仰っていました。)
というわけで、
おねしょの原因に膀胱の問題(発達や病気など)がないか
夜間にどの程度の水分をとっているのか
を調べるために、次回の診察までに昼間のおしっこについて調査し提出することになりました。
昼間のおしっこ調査
この調査では
一日のおしっこの回数
一回のおしっこの量
がまんした時の最大量(一日一回)
夕方15時以降の水分摂取量
を調べるため、子どもの幼稚園が休みで尚且つ私が一日子どもと離れずにいられる日に行いました(そのように指導がある)。
調査方法は
○朝起きてから夜寝るまでのおしっこの回数と一回に出たおしっこの量を記録します。
⇨起床時間と就寝時間、おしっこをした時間、出た量、全てをいただいたプリントのグラフに記入します。
○一日のうち一回はおしっこをしたくなってもがまんしてもらうがまん尿をさせます。
⇨尿意を感じた時にがまんすると、約5分間くらいで尿意が消失するそうで、再度尿意がきた時にももう一度がまんしてもらい、3回目に尿意を感じた際に排尿するようにします。(もちろんこれもグラフに記入します)
◯夕方15時から夜寝るまでに飲んだ水分量と回数、時間をグラフに記録します。
この調査を最低3日間はするように指示がありました。
おしっこの量をどのように計測したかというと、我が家は
紙コップにおしっこを出してもらう。
一回の尿の重さを測る。
尿の重さから紙コップの重さをひく。
という、病院で指示された方法で計測しました。
(尿の重さと容量は=ってことなんですかねぇ、理科など理数系ににめっぽう弱い残念母ですので詳しいことは分かりません)
治療を1年以上続けてきて終わりが見えてきた今になって、この頃のことを振り返ると、よくこんな大変な調査をやったな、ということ。
幼稚園に通っていた頃なので、園がおやすみで、尚且つ家族で外出の予定が無い日を選んで調査しなければならなかったので、毎回おしっこを測るのも大変でしたが、まずどの日に調査するか、というのを決めるだけでも割と大変でした。
長くなりましたので、次回に続きます⇨⇨⇨こちら