前回までのお話はこちら⇨⇨⇨うちの子って夜尿症?① ② ③ ④
前回までの記録で、
○おねしょをした日は13回、その内水分制限をしなかった日は8日
○おねしょをしなかった日は17回
○記録もれ1回
と、なんとおねしょをした日よりもおねしょをしなかった日の方が回数が多い結果となったのですが、今回はその結果を持って受診した時のお話です。
生活習慣の見直しの結果
上の結果を持って挑んだ診察では、このまま順調にこの生活を続けていれば、おねしょ卒業できますよ!と言われるのかなぁ、なんて思いながら病院に向かっていました。
ところが・・・・
ただお母さん、生活習慣の見直しを2か月したけど、そこまで大幅に変化があったとも言えないですねぇ
なんと!
ほぼ半分おねしょをしていないのだからすごい前進だ!!と思っていた私とは裏腹に、先生の言葉は変化があったとは言えないというものでした。
ただ、この子の場合は半分はおねしょしなくなったけれど、それはもともとおねしょしない日もあったことから大きく変わったとは言える状況ではないんです。
あんなに頑張って水分制限してたのに・・・
アラーム療法って何?
アラーム療法とは、
寝る前に子どものパンツに小さなセンサーをつけることで、尿でパンツが濡れるとアラームが鳴る条件づけ訓練法です。
夜尿後直ぐにアラームで知らせて本人に認識させ、それを繰り返すことにより夜間の蓄尿量が増して、夜尿量の減少、夜尿回数の減少へつながり、夜尿の時間帯が徐々に朝方へ移行して治癒に至ると考えられています。
要はおねしょを知らせる機械を取り付けておねしょが出たら目が覚めるようにアラームがなる、というものです。
でもねぇ、不思議なことにこれは効果があるんです。
・・・(以下、↑の内容をご説明くださいました)
いざ、アラーム療法の開始!
というわけで、早速病院でアラームを購入し、その日の晩から実際にアラームをつけて寝ることになりました。
我が家のアラームの付け方ですが
○布のパンツを履いてそこにアラームのセンサー部分を取り付ける
○その上から紙パンツを履かせて寝る
という付け方をしました。
これは先生が教えてくださった付け方なのですが、この付け方だとまだ頻繁におねしょするのでおねしょをしても、何mlのおねしょだったか、紙パンツと普通のパンツを測ることで算出できるから、という理由でのものでした。
この日の夜の記録から、アラームをつけたかも追加で記入することになりました。
我が家の購入したアラームはこちら(本体が家の中で行方不明のため、見つけ次第載せたいと思います。残念母すぎてすみません・・・)
こちらの画像はお借りしました。我が家はこちらの黄緑色でしたよ。
アラームの壁
さて、早速アラームをつけたわけですが、その日から5日間、連続でおねしょをしなかったため🙌、実際にアラームがどのようなものか体験できずにいました。
そして迎えた6日目の夜。
ビービービーーーーーー!!!
突然の大音量とバイブの振動で起こされます。
早速子どもに起こそうと声をかけました。
しかし我が子はうんともすんとも言わず、全く意にかいさずグースカピーと寝ています。
何度も声をかけ体に触れながら起こそうとしますがびくともしません。
その間もアラームは鳴り続けており、このままではすやすや寝ている下の子まで起こしかねません。
仕方なく、アラームの線を引き抜き、ボタンを押してアラームを止めました。
そうなんです。
このアラーム、寝ぼけて止めてしまわないよう、アラームを止める方法が
①線を抜く ②ボタンを押す
という寝ぼけた頭にはめんどくさく辛いシステムになっているのです。
それだけ色々子どもの体に触っているのにも関わらず、ぐっすり寝続けている我が子のおむつとパンツを脱がし、新たに紙パンツを履かせ時間の記録をし、となんやかんや終わってやっと再び眠りにつくことが出来ました。
これはキツい・・・
ただおねしょの出た時間をチェックするだけでなく、アラームを止めたり子どもを起こしたりさらに紙おむつを履き替えさせたり・・・
正直若くない残念母の体にはかなり堪える・・・
しかし、子どもがおねしょを治したいからと水分制限など頑張っている姿を見ている以上、自分だけ楽をすることはいくら残念母でも出来ないのでした。
こうして次の受診までのアラームとの戦いが幕を開けたのです・・・
(私の場合、この時点で起き上がって紙おむつとパンツを測って尿量を計測する、という気力も体力もなかったので、おねしょのパンツ達は翌朝の尿量計測の際にまとめて記録していました。)
↓↓↓アラームはネットでも購入できるようです↓↓↓
|